三菱電機エアコンのリモコンや室内機に「E6」というエラーコードが表示されてお困りではないでしょうか。
E6エラーは放置すると冷暖房が完全に停止します。この記事では、エアコン修理のプロである私(嶋守洋・R&Cサービス合同会社代表)が原因・自分でできる対処法・修理費用の目安をわかりやすく解説します。
E6エラーとは?
三菱電機エアコンのE6エラー(P6と表示される機種もあり)は「室内機と室外機の間の通信異常」を意味します。
室内機と室外機は電源線と信号線(通信線)でつながっており、互いに運転状態・温度・制御信号をやりとりしています。この通信が途切れたり乱れたりしたときにE6エラーが発生します。
エアコンは通信の異常を検知すると安全のため自動的に運転を停止します。そのため、E6エラーが出ると冷暖房が使えなくなります。
E6エラーの主な原因
現場での修理経験をもとに、発生頻度が高い順に解説します。
1. 室内外機間の配線の接触不良・断線
最も多い原因です。室内機と室外機をつなぐ渡り配線(信号線)の接続端子の緩み・腐食・断線により通信が途絶えます。特に経年劣化した機種や施工時の配線処理が甘かった場合に起こりやすく、タワーマンションなど配管距離が長い物件では途中の接続部で問題が起きることもあります。
2. 室外機の制御基板(メイン基板)の故障
室外機内部の制御基板が故障すると、通信機能自体が失われてE6エラーになります。雷サージ・電圧の急変・基板上のコンデンサ劣化などが原因になります。
3. 室内機の制御基板の故障
室内機側の基板が故障するケースもあります。基板交換が必要となるため、修理費用がやや高くなります。
4. ノイズ・電気的な干渉
周辺機器(大型家電・無線ルーター・蛍光灯インバーター等)からの電磁ノイズが通信線に干渉し、一時的にE6エラーが発生することがあります。電源を入れ直すと解消するケースが多いです。
5. 室外機の電源トラブル
室外機に電源が来ていない(ブレーカー落ち・ヒューズ切れ)場合、室外機が起動せず通信ができなくなりE6エラーとなります。
自分でできる対処法(リセット手順)
⚠️ 以下は一時的な症状・ノイズ干渉が原因の場合に有効です。基板故障・配線断線には効果がありません。
ステップ1:エアコンの電源をOFFにする
リモコンで運転を停止してください。
ステップ2:コンセントを抜く(またはブレーカーをOFF)
エアコン専用回路のブレーカーを落とすか、コンセントを抜いて5〜10分待ちます。
ステップ3:電源を入れ直す
ブレーカーをON(またはコンセントを挿し)、リモコンで運転開始。
ステップ4:再発確認
正常に運転できればノイズが原因の一時的な誤作動でした。再びE6エラーが出る場合は機器の故障が疑われます。
業者に依頼すべき症状
- リセットしてもすぐにE6エラーが再発する
- 室外機のファンや圧縮機が動いていない
- 配線接続部に焦げ・腐食がある
- 機器購入から8年以上経過している
修理費用の目安(2026年版)
| 原因 | 修理内容 | 費用目安(税込) |
|---|---|---|
| 配線の接続不良 | 端子増し締め・接続やり直し | 8,000〜20,000円 |
| 配線の断線 | 渡り配線の引き直し | 15,000〜35,000円 |
| 室外機制御基板の交換 | 基板部品交換 | 30,000〜70,000円 |
| 室内機制御基板の交換 | 基板部品交換 | 25,000〜60,000円 |
| 出張診断のみ | 原因調査(修理費に充当) | 5,000〜8,000円 |
※上記は目安です。機種・年式・設置環境により変動します。
部品の製造終了から約10年で部品供給が終わる場合があります。年式が古い機種は部品が入手できず、買い替えをご提案することもあります。
修理か買い替えかの判断基準
- 使用年数が8年未満 → 修理を検討:基板交換費用が買い替えより安い場合が多い
- 使用年数が10年以上 → 買い替えを推奨:他の部品も劣化しており、修理後に別の故障が連鎖しやすい
- 修理費用が新品価格の50%を超える → 買い替え:特に量販店モデルは本体価格が下がっているため比較検討を
まとめ
三菱電機エアコンのE6エラーは室内外機間の通信異常が原因です。まずは電源リセットをお試しください。それでも再発する場合は、配線の接続不良や制御基板の故障が疑われます。基板交換を伴う修理は専門知識と部品の入手が必要なため、信頼できる修理業者へご相談ください。
R&Cサービスでは千葉・東京エリアを中心に出張診断から修理まで対応しています。まずはお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
Q. E6エラーは自分で直せますか?
電源リセットで解消する場合もありますが、基板故障や配線断線が原因の場合は専門業者による修理が必要です。感電・火災のリスクがあるため、内部の配線や基板には触れないでください。
Q. E6エラーで修理に来てもらうと費用はいくらかかりますか?
原因によって異なりますが、配線の接続不良であれば8,000〜20,000円程度、制御基板の交換が必要な場合は30,000〜70,000円程度が目安です。R&Cサービスでは出張診断後にお見積りを提示し、ご了承いただいてから作業を開始します。
Q. E6エラーのまま使い続けるとどうなりますか?
E6エラーが出るとエアコンは安全のため自動停止します。通信異常の根本原因を放置すると、接続部の腐食が進行して修理費用が高くなる場合があります。早めのご相談をお勧めします。
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